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西表島移住20周年記念 その4
移住先を求めて、伊平屋島、水納島、粟国島
伊平屋島 編
沖縄最北端の島です、北側の海を臨むと与論島がはっきりと見えます。
島の南、野甫島の民宿に宿泊しました、民宿といっても人は住んでおらず宿としての設備だけです。
他に宿泊者がいないので管理人にお願いし、食事の支度は一切しないでかまわないので台所を使わせてください、とお願いしたところ快く受け入れてもらえました、食料の買い出しに農協へ行く時だけ車をお借りしました、当時はレンタカーがなかったんです。夕食の食材は目の前の海から、タカセ貝はいくらでもといっていいほど取れます、他にタコ、そして巨大なアバサー(ハリセンボン)バスケットボール位ありました。
又モズクの養殖場跡がありモズクがまだたくさん付いており獲ってもいいよとのことなのでたくさんいただきました、海に潜っていると地元の人も潜って夕食の食材を取っていました。
静かな村で住みやすそうな雰囲気でしたが、島へのアクセスがあまりよくありません、
那覇から陸路今帰仁までそこの運天港からフェリーで行きます、今では高速道路が整備されているんでかなり良くなったでしょね、ここに住むには雇われではなく自立、宿、食べ物屋、今ならシーカヤックもいけるかな、もう一度訪れたい島です。
水納島 編
那覇から陸路本部町まで、渡久地港から水納島へ行きます、15分位で到着します。
上空から見るとクロワッサンの形をしています、人口20~30人位だったと思います、ダイビングショップ1件(電信柱でできたログハウスでした)民宿2軒(30年くらい前)の小さい島です。
昼間は、本島から海水浴客が百名以上押し寄せ、ビーチは大賑わい、ジェットスキーも走り回っていました、多分夏休みだったからかな、夕方になると全員本土に帰るためビーチは静まり返り誰もいません。
私はダイビングをしていました、宿に帰ると、主人が「釣りに行こう」と必ず誘ってきます、もちろん行きます
じゃんじゃん、ばりばり釣れます、それもそのはず今ダイビングでたくさんの魚を見てきた場所です。
宿代精算時、釣りの料金も払いますよと言ったんですが「あれは、かあちゃんに内緒だからいらないよ」だって
後日、私の調理場で河豚の菊盛りを造り一皿送りました。移住は考えませんでした、少し島が小さすぎるな。
粟国島 編
粟国の塩で知っている方も多いと思います、その粟国島へ行きました。
本島の泊港からフェリーです、到着まじか船の先端で風に吹かれていた時、胸のポケットから乗船券が飛んでいきました、
船を降りるとき、乗船券を回収していましたが、飛んでった事を伝えると何事もなく船を降りる事ができました。
宿に着き荷物をほどこうとしましたが、すぐ隣が発電所の為物凄い騒音です、すぐに宿替えをお願いし少し離れた宿に来ましたがここにも騒音が届きます、再度宿替えをお願いし新築のプチホテルにようやく落ち着きました。
ダイビングが目的でポイントは”フデン崎”ギンガメアジのトルネード、残念ながら季節が遅く見る事は出来ませんでした。
当時この島においてダイビングショップはお店の船を持つことが出来ません、何人かの漁師さんの船を交代で使用するという
決まりがありました(いづれも30年近く前のお話です)
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